多肉植物の生育実験まとめ報告(実験シリーズ①Ⅱ、④、⑤)

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多肉を育てていくうちに疑問を抱くことはありませんか?

・紅葉している葉としていない葉の成長の違いは有るのか?

・多肉を大きくする為にはどの方法が効果的か?

・水耕栽培で育てた場合どうなるのか?

などなど。今回はその実験の経過報告と完結のご案内です。

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紅葉している葉としていない葉の成長の違いは有るのか?〈土に植えた場合:実験シリーズ①Ⅱ〉完結

前回までの様子と現在の様子

前提条件
上段①②は紅葉していた葉挿し、下段③④は紅葉していない葉挿しを使用。
①③は土に挿す前の実験で水有り葉挿し、②④は水なし葉挿しでした。

8月14日

8月14日

6月13日から約2ヵ月経過、①の下段と④の真ん中ある銘月、③以外の銘月が全体的に大きく成長しました。月花美人はどの鉢の子も同じように成長しました。

大きくなってきた葉挿しの成長速度は極端な違いはなく成長しました。

8月だというのに紅葉が薄っすらでも残っているのに驚きです。

9月16日

朝晩は少しだけ涼しく感じるきがするようになってきたころ、紅葉していない葉挿し③④の月花美人に異変が起きました。

バラバラ事件発生です😭おそらく菌が入りました。

茎にまで菌が悪さしていました。黒い部分は切り落とし、使えそうな葉挿しは残す。そんなこんなでバラバラですが少しだけ望みはありそうなので様子見です。

ただ実験続行が不可となるのでこれにて葉挿し実験は終了です。

バラバラ葉挿しは日に日に弱ってゆき、復活しない可能性が高くなりました。

結果まとめ

紅葉していない葉挿しで水有りだったものは土に植えた場合は1番成長が遅い。

その他の葉挿しは土に植えた場合個体差はあるが、成長スピードが極端に変わる事はない。

気づき

紅葉していた葉挿しは夏でも薄っすら紅葉を保っている。

紅葉葉挿しと紅葉していない葉挿しで、紅葉していなかった葉挿しは菌にやられたけど、紅葉葉挿しは無事だった。たまたまかもしれませんが、紅葉葉挿しの方が丈夫かも?

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多肉を大きくする為にはどの方法が効果的か実験〈実験シリーズ④〉完結

前回までの様子と現在の様子

前提条件
上段①~④は肥料入り
中段⑤~⑧肥料無し
下段⑨~⑫の水やりは全て肥料入りハイポネックス水

土の種類
左から順に培養土→オリジナルブレンド土→鹿沼土→多肉の土

水やり
鹿沼土のみ週1の水やり、他は全部が乾いたら水やり

6月20日からの実験状況は下記の通りです。

6月20日、下段の⑨~⑫の土に変化有り。液肥は苔が生えやすいようです。

⑨の一部が苔の影響なのかジュレってしまいました。

苗も大きくなってきたことですし、プレステラ90の鉢に植え替えします。

とは言っても小さい苗もあるため気持ち大きめの鉢にしました。

せっかくなので根がどれぐらい張っていたかもチェックします。

多肉の土に肥料を加えたものは、根の張りがいまいちでした。

いっぽう他の土は全体的に根の張りは良かったです。

⑪の鹿沼土で水やり方法は肥料入りハイポネックス水、週1ペースの水やりの鉢の中は苔が1番ついていましたが、今のところ根の張りに異常はなさそうでした。

※②と③の置き場所が入れ替わっていました。(後日定位置に戻しました。)

6月20日時点の上位としては

1位:⑨水やりは肥料入りハイポネックス水+培養土
2位:①肥料入り培養土
3位:⑪水やりは肥料入りハイポネックス水+鹿沼土&⑩水やりは肥料入りハイポネックス水+オリジナルブレンド土(ほぼ同じ大きさの為選べませんでした。)

7月10日

7月10日

⑦と⑫以外は全体的に少し大きくなりました。

8月10日

8月10日

一般的に休眠期と呼ばれる時季にはいり、成長期に比べると水を必要としません。蒸れやすい時季でもあるので鹿沼土も含め、34度を超えるようになってから水やりは極力控えることにしました。(全くあげない訳ではありません。)その事もあってか1ヵ月前と比べても特に変化はありません。

8月14日

8月14日

8月10日からわずか4日後、⑤に異変が!!

⑤の培養土のみの苗がジュレってました。8月10日に久しぶりにサッと底面給水した水が蒸れの原因になってしまったのかも?……現実を受け止めきれず気のせいであってほしいと、いろんな角度からジュレ確認……

異常を見つけた場合は様子を見るというのは命取り。現実を受け止め葉の他に茎や根で異常がないかチェック開始です。もっと酷くなる前に変なところは迷わずカットします。根は以外にもしっかり張っている様子……と思ってたら根を触ったら簡単にパラパラ崩れました。

茎の中までジュクジュクでした……ここまでくるとお手上げです。お星さまになってしまいました🥲

4日前まであんなに元気だったのに……夏はこういった急変があるので1年で1番育てるのが難しいです。

というわけで多肉を大きくする為にはどの方法が効果的か実験〈実験シリーズ④〉は残念ながらここまでとなります。

大きくなるスピードも、その後の成長も以下の通りでした。

1位:⑨水やりは肥料入りハイポネックス水+培養土
2位:①肥料入り培養土
3位:⑪水やりは肥料入りハイポネックス水+鹿沼土&⑩水やりは肥料入りハイポネックス水+オリジナルブレンド土(ほぼ同じ大きさの為選べませんでした。)

1位と2位を見る限り培養土+肥料入りが大きくするのに最適のようです。

10月5日

実験終了後の様子を見ても肥料をあげている苗の成長率は全体的に良いです。多肉の土の苗が成長遅いのは意外でした。

乙女心の実験、【土はもう不要?】多肉は水耕栽培でも育てられるのか?〈実験シリーズ⑤〉で液肥で育てているものがありますが、やはり育つスピードが違います。ただ、よく成長はしますが時季によっては液肥は苔が発生しやすくなりますし、少し手が当たっただけなのに葉が取れやすかったし弱々しく感じるところがありました。

乙女心の実験と合わせてみると肥料は1年中はあげないほうが良いかもしれません。春に肥料、秋に根を整理して鉢ましが健康的に1番効率よく育つのかな?と思いました。

これにて多肉を大きくする為にはどの方法が効果的か実験〈実験シリーズ④〉完結

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【土はもう不要?】多肉は水耕栽培でも育てられるのか?〈実験シリーズ⑤〉

前回までの様子と現在の様子

水耕栽培の前提条件
①肥料入りハイポネックス水
②水のみ
③水のみ+毎週2日は水から取り出す。

7月10日

①液肥の水耕栽培で育てている①の乙女心が大きくなりすぎて折れそうなので②③と同じぐらいの高さでカットしました。

カットした苗はこの後土に植えました。

8月9日

7月10日に①を②③と同じぐらいの高さでカットしたにも関わらず、①の成長は早いです。ただ、気のせいかと思っていましたが、②③に比べると茎が細く、葉も手が少し当たっただけで取れてしまうなど弱々しいです。また色も①だけ緑味が強く感じます。

②③は暑さのせいか葉が少なくなり、見えていた子株も目立たなくなってきました。置き場所は夏でもテラスの下で西日が当たる環境。普及種なので強いかな?と思い遮光カーテンは付けなかったです。

10月5日

全体的には数が減り、①は8月9日の時よりひょろひょろしてきて相変わらず葉がパキッと取れやすい状態。気根がよく出てきました。高くなる分水を吸い上げるのが大変で、水分が満足いくまで上まで届いていないのかな??

②③にも気根が生えてきていますが②の方がよく生えています。葉は更に減りました🥲

これから生育期になるので、葉は増えるのか?紅葉するのか?変化が楽しみです。

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