皆さん『ネルソル』という土をご存じでしょうか?この土は乾くと固まる商品なので、使用すれば寄せ植えした苗や飾りつけアイテムが外れるのを防止出来る便利なアイテムです。私自身も寄せ植えする時によく使用しています。
今回はその土と、100均アイテムを使用して季節を先取り、ひな祭りをイメージした寄せ植えを作ってみたいと思います。(せっかく作っても、少ししか飾れなかったら寂しいですもんね😅)
寄せ植えを作るには、春秋が良いですが、根がしっかり生えるまでは気にかけてあげれば大丈夫!……と、自分に言い聞かせて寄せ植え開始しちゃいます(笑)
使用する100均アイテム
本当は容器に鉢底穴をあけた方が後々管理がしやすくなるんですが、容器自体が浅めでさほど土が入らない事と、水を吸い込みにくいネルソルを使用する予定なので、そこまで水がはけきれず蒸れやすいなんて事はないのかな??と思い、今回は鉢底穴をあけずに寄せ植えします。
寄せ植え方法
うさぎ等小物を配置するので、乾くと固まる土、*ネルソルを使用します。
使用上の説明を読んでお使い下さい。
私は適当に水を入れ、10分ぐらい放置して、よくかき混ぜ、パンケーキの焼く前の生地ほどの粘りぐあいになるよう、水を調節しています。
*ネルソル:水とネルソルを混ぜ合わせると、粘り気のある土が出来上がります。この土だけでも多肉は育ちますが、乾燥すると固まるように出来ているので、のびのびとは育ちにくいです。ただ、小物や、多肉自体を崩れにくくしたい時には安定するので、そんな時に使用するには便利な土です。
①ネルソルに水を浸み込ませてる間に、お好みの土を入れ、オルトランDXをばら撒き、小物やここに置きたいという多肉をいったん配置して、完成イメージを確認します。
②粘り気が出たネルソルを土の表面に敷く。今回は小物を固定したいのでネルソルを使用してますが、固定しなくても良いなら、ネルソルは要らないです。
使用しない方が、よく育ちます。
※ただし、穴の開いていない容器を使用しているので、水やりの時に若干苦労します。
③大きめ苗や根付き苗は、植える前に軽くピンセットで穴をあけてから植えると植えやすいです。
④隣同士の苗の色や形が、出来るだけ同じ物にならないよう意識しながら植える。大きさもバラバラの方が動きがあって良いと思います。
わざと全部同じような大きさの苗にして、ちまちま寄せもアリだと思います。お好みで。
⑤苗と苗の間に隙間が出来るので、ゴールデンカーペット(別名:細葉黄金万年草)やパリダム等、苗が細かい系のもので隙間を埋めましょう。ある程度土が見えなくなればOKです。
ひな祭り寄せ植え完成
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ネルソルを使用した寄せ植えの水やり方法
ネルソルは固まると水を吸うようになるまで、水をかけ続けないと吸収しにくいです。その為、水やりする場合はしばらく水をかけ続けるか、バケツに水を張り沈める方法もあります。ただし、沈める場合は固まってない部分が浮いて流れ出る可能性があるので、慎重に様子を見ながら沈めていきましょう。
今回は穴の開いていない容器を使用したので出来ませんが、穴が開いていれば全部沈めなくても底面給水で下から水やりする方法もあります。
穴が開いていない容器に寄せ植えした場合は、水やりをすると鉢の中に必要以上の水が残る事があります。いつまでも水が溜まって乾かない状態は蒸れに繋がるので、小物や苗を手で押さえて容器を傾け、余分な水は捨てましょう。
寄せ植えして数日すると、苗は根が出てくるまでの間生き延びる為に自身の葉の水分を使いだします。その関係で多肉が小さくなり、苗と苗の間に埋めたはずの隙間が出来ます。水やりをして土をふやかしたら、⑤の隙間を埋めたように細かい系の多肉を植えると整います。
寄せ植え後の注意
カット苗は根を張れていない分、植え替え後しばらくは暑さや寒さに弱くなります。根付き苗より少し過保護に暑さ寒さ対策をしてあげましょう。
以上、穴無し容器にネルソルを使用した、寄せ植えの仕方と管理方法でした。寄せ植えの参考になれば嬉しいです。
我が家の多肉さん
左の苗は葉の揺れとギザギザしたような葉でフリフリが特徴のシムランスラグナサンチェスと、紅葉するとエッジが素敵な赤に染まるプリドニスグリーンフォームの実生苗です。この苗はフリマサイトで発見しました。大きく育ったらきっと良い感じに葉が揺れ、エッジは赤く染まり素敵な苗に育ってくれると良いなぁと期待を込めて購入しました。
右の大和美尼は我が家では明るめオレンジに紅葉していますが、よそでは赤よりのオレンジに紅葉している多肉もあります。
根詰まり具合によっても色の出方が変わるので多肉は面白いですね。
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