多肉といってもそれぞれ特徴があり魅力があります。しかし興味のない方からすると悲しい事に、ただの草と言われてしまう事もあります😅
いやいや、夏場の紅葉してない時は確かに草感は否めませんが、結構違いはあるんですよ?
という事で、今回は我が家の多肉を使って多肉の違いを少しご紹介します。
多肉植物をタイプ別にご紹介(フリフリ系、むちむち系、爪系、お粉系、モケモケ系、つぶつぶ系、薄葉系、その他)
フリフリ系多肉
多肉の中でも女子力高め、葉の波うつ揺れが素敵なフリフリ系多肉。ここには苗がまだ小さいので載せていませんが、サフランのように細かいフリルが特徴のシャビアナペレグリナは私はお気に入り💕。サフランはペレグリナの交配種??
むちむち系多肉
葉の中に沢山の水を蓄えられるので、他の多肉より水やり回数は少なめがちょうど良く、手があまりかからないむちむち系多肉。
冬場は葉に水分多めに残っていると凍りやすくなるので、冬は更に水やり回数減らすのがコツ。約2ヵ月あげなくても大丈夫の苗もちらほらあります。
水をあげ過ぎていると割れ目ができます。この割れ目がでるようなら水のあげ過ぎなので、水やり回数を見直しましょう。
爪系多肉
ついつい先端を触りたくなっちゃう、多肉の中でもトンガリな爪系多肉。先端だけ色づく子もいれば、葉全体が紅葉する子や、ブラッシュと呼ばれる血しぶきみたいな紅葉のしかたを見せてくれる子と紅葉もそれぞれあります。
爪系多肉は葉の隙間に水が残っていると蒸れやすいので夏場の水やりは注意が必要です。 夏場は底面吸水の方が安全ですが、たまには上からも水をかけてあげないと、ハダニなど乾燥を好む見えない程の小さな虫に狙われます。葉の隙間に水が残る事が心配でしたら噴霧器を使用してダニ退治の薬剤散布をおススメします。
涼しくなる曇りの日に定期的にダニ退治用の薬剤、もしくは水やりで対策するしかないです。
上から水やりした時の蒸れ対策に、水を飛ばす為のブロアーも販売してます。
ダイソーで、本来ならパソコンのキーボードの隙間に溜まった埃を取る為のブロアーが販売されています。
タニラーさんからすれば立派な水を飛ばす為のブロアー(笑)
タイプは2つあり、モバイルバッテリーと繋げてボタン1つで電源オンとオフができ、簡単に水滴飛ばしが出来るタイプの物と、手動でパフパフ握って空気圧で飛ばすタイプの物があります。
自動タイプはボタンだけで操作ができ楽に水滴が飛ばせますが、葉と葉の隙間に挟まった土は吹き飛ばす事は出来ません。なのに、苗の周りにある細かく軽い土に当たるとその土は吹き飛ばしてしまいます。
対策としては土の表面に化粧石を敷くか、水やりをたっぷりして土に水をよく浸み込ませておけば吹き飛びにくくはなります。
販売当初は売り切れ続出で、なかなか購入できなかった人気商品です。
手動パフパフは、葉に挟まった細かい土や水を飛ばすのに向いています。電動タイプより威力があるので、ピンポイントで土や水を吹き飛ばしたい時に便利。ただし、威力があるが故に土に当たるとかなり土が吹き飛びます。また、手動な為手が凄く疲れます。
用途に合わせて使い分ける事をお勧めします。
お粉系多肉
ブルームと呼ばれる強光から身を守るための白いお粉をまとった多肉で、ハダニにも比較的強いです。
ただし、さわると粉はとれてしまうので極力触らないように気を付けなければいけません。
触ってとれてしまったところは、粉が復活するのに結構時間がかかると言われてます。
水や薬液は上からかけるのは粉が取れやすくなるので、極力しないほうが粉が残り、綺麗に育ちます。(水やりは底面給水が◎)
モケモケ系多肉
触ると程よい触り心地でどこかくせになるモケモケ系多肉。寒さに弱いと聞きますが、我が家では寄せ植えの中に混ざってると意外と平気だったりします。同じくアロマティクスもモケモケ系多肉で寒さに弱いと言われますが、軒下管理の寄せ植えなら、冬を越える事もできています。(最低気温-3度以下になる事がないからかもしれません。)
つぶつぶ系多肉
こういったタイプの多肉は葉挿しで増やせるので実験にも使いやすいです。大体のつぶつぶ系多肉は葉挿しで増やせますが、全てがという訳ではありません。葉挿し率が悪い多肉を例であげるなら乙女心や恋心等。葉挿し率が悪い多肉は、銅切りで増やした方が成功率は良いです。
また、葉挿しは出来てもオーロラのように斑入り多肉は胴切りして増やした方が良い事もあります。斑入り多肉を葉挿しで増やそうとすると、先祖返りと呼ばれる、斑の入っていない元の遺伝子が出てきてきやすいからです。
※オーロラが先祖返りすると虹の玉になります。
斑入りや葉挿し率が悪い多肉は、胴切りした方が良いでしょう。
薄葉系多肉
葉が薄い分水やり回数多め、もしくは水もちの良い土に植えると良いとさせる薄葉系多肉。なかでもカンテは水が好きで、油断するとすぐ小さくなってしまうので、コツが必要です。カンテを育てるのが苦手というタニラーさんもいらっしゃるのではないでしょうか?
その他
これは何系?属性は決まっているんですが、上記のタイプと当てはまらない多肉もかなりの数あります。
いろんな個性があって素敵ですよ😊
どうでしょうか?多肉でもタイプがいろいろある事を、お分かり頂けたでしょうか?
今回は○○タイプとご紹介しましたが、それぞれには、ちゃんとした属性があります。お好みの子はいましたか?
多肉狩りの参考に良かったらしてみて下さい😊。
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